優れたシール性を求めて
お客様のニーズに合わせ、燃焼ガス・冷却水・オイルを確実にシールするガスケットを提供いたします。私たち日本ガスケットは、創業以来一貫してシール技術の向上に取組み、お客様より高い評価を頂いております。近年は、電動化の動きに対応し、モーター関連のガスケット開発にも着手しています。
シリンダーヘッド
ガスケット
開発技術
TECHNOLOGY
ヘッドガスケット設計で活用されるCAE解析技術
当社のCAE解析は、シール性能及び、耐疲労性に影響する重要な諸元の決定に活用しています。
エンジンモデルにヘッドボルト軸力や燃焼圧、温度分布などを与え、実機評価中のエンジン挙動を予測。
ここからボア部面圧変化、締付隙間変化を推定しています。
構造ラインナップ
エンジンの筒内圧や構造に応じたガスケット仕様を取り揃えています。
ゴム塗布技術
特徴
FEATURE
-40℃から900℃まで過酷な環境で
稼働するエンジン部品の要
当社のシリンダーヘッドガスケットは、エンジン部品の要として-40℃~900℃までの過酷な環境で、燃焼ガス・冷却水・オイルの3種を同時にシールしています。そのシーリング性能は、温度、圧力、分子量においても、ワイドレンジに対応することが可能です。
応用例
EXAMPLE
ガスケット開発技術はこのようなところに使われています
NI系電池用ゴムシール
強アルカリ下でも耐久性の高い、耐熱EPDM+接合剤のゴムガスケットです。共有結合による高い信頼性を有し、内製組成ゴムとして開発期間短縮に貢献しています。
燃料電池車BPP
(バイポーラプレート)用
成形時間短縮のためのダイスライド式ゴム成形技術です。材料の歩留まりアップや加硫時間短縮が可能です。
燃料電池車
セパレータ用シール
CIPGのスクリーン塗布+UV式の工法を採用。短時間で作成が可能です。射出成形ゴム比で1/10以下の作製時間を実現できます。
電動車低面圧部位の
ガスケット
面圧シールと粘着シール併用による低面圧部位向け廉価な粘着ガスケットです。ボルト本数・ボルト強度の低減につながるほか、打ち抜きスクラップ再利用により、低コスト化を実現できます。
排気系ガスケット
開発技術
TECHNOLOGY
M-3について
高耐熱ステンレス鋼 M-3は、一般的なSUS301Hバネ鋼に対し耐熱性(熱へたり)、耐食性、及び高温酸化性に優れています。また、従来、高耐熱材として使われていた Ni合金鋼よりもNi使用量は少なくコストパフォーマンスが高いことが特徴です。
様々なコーティング技術
モリブデンコート
摩擦力を低減させ、冷熱で生じる異音を防止
ボロンナイトライドコート
高温ミクロシール性向上、フランジ溶着防止
製造工程
PROCESS
プレコーティング材を
主に採用しているため、
生産効率の高い順送工程が可能
受賞歴
AWARDS
トヨタ自動車株式会社様より
「技術開発賞」受賞
受賞歴
- ●トヨタ自動車株式会社様より「技術開発賞」受賞
- ●ダイハツ工業株式会社様より「プロジェクト活動賞」受賞